ほんのりと怖い話2

35: にゃあ 2018/06/01(金) 16:13:47.64 ID:1A7ry2FO0

「〇〇ちゃん、大変な事を頼んで悪かったねぇ。でもね、若い人じゃないと会ったくれなかったり見えなかったりするみたいだから仕方なかったんだよ、ごめんね。見たところ、山の神様には会えたみたいだけど、どうだった?」
おばあちゃんが優しく聞いてきます。
山の神がなぜ会ってくれたのか、あの御神体の事、そして、もう怒っていない事や逆に謝ってくれた事を話しました。
従兄弟の2人はバツが悪そうに俯いています。無理もないか。
「そうか……山の神様はなんとお優しい……気に入って頂けるかは分からないが、新しく像を作って奉納しよう」
話を聞いた叔父さんの顔が明るくなりました。
ここにいるみんなもホッとしています。

山の神から貰った花を花瓶に生け、服を着替え、伯母さんや母が用意してくれた朝食を食べている最中の事です。
先程は話しませんでしたが、御膳の禁を破るとどうなるか伯母さんに質問してみたのです。
「そりゃ、山の神様はお怒りになるだろう。障られたり、最悪命が危なくなるかも知れん。」
おじいちゃんがそう答えました。

36: にゃあ 2018/06/01(金) 16:15:33.94 ID:1A7ry2FO0

今度は、山の神様が食べ残した膳を食べたらどうなるか質問してみました。
「食べたのか?」
おじいちゃんが静かにきいてきます。
私は山の神様が食べてと言ったから食べたと正直に伝えました。
おじいちゃんはおでこを掻いたりして応えに戸惑っている様子でした。
「それは、山の神様と契りを結んだ、つまりは結婚したという事になる。もしも好きな人や恋人がいても、一生結ばれなくなる。〇〇はもう山の神様の妻になるしかないんだ……」
おじいちゃんおばあちゃん、伯母さん叔父さん、両親にとってはショッキングな事かも知れません。
だけど、私はあの方の妻になれると聞いてとても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
「今はまだ生きているから大丈夫だけど、死んだ後は山の神様とずっと山で暮らすことになるんだよ。」
おばあちゃん、そんなにビビらなくても大丈夫なのに。
「私は山の神様の事好きだから大丈夫だよ。山の神様は優しい女の人だから。」
私がそう言うと、みんな目が点になっていました。

その後、何事もなく高校を卒業した後、特例で実家を継ぐ事になった私は、伯母さんの元で手伝いをしています。
祠の維持管理や村祭りの運営、新しく作った御神体の奉納などです。
そして、これは個人的な事ですが、週に一回、あの祠で彼女と熱い夜を過ごしています。

 

40: 本当にあった怖い名無し 2018/06/01(金) 21:04:48.76 ID:zmKnlX3B0
神と結婚の話になるのか…
さらっと百合だったのが衝撃?

 

41: 本当にあった怖い名無し 2018/06/01(金) 21:23:53.75 ID:ojQ2IbVE0

お中元の申込書のデータ入力の短期バイトで某社のビルに通ってた頃の話です

元々の作業部屋は言ったらなんだけど狭くて設備もよくなくて、ロッカーもなかったし机やパソコンや電話の台数も足りませんでした
当然不便でなかなか作業が進みません
それで同じ階(14階)の別室に部屋を移ることになりました
移った部屋はロッカーあるし机もパソコンも電話もたくさんあってしかも電話はハンズフリータイプ
広いし新しくて快適
でもその部屋がなんとなく気持ち悪かったんですよね
文が下手なので箇条書きにします

1.社員さんたちが「あの部屋開ける?」「でもなあ」「しょうがないよ」と話しているのを聞いた

2.部屋を移る日の朝、早めに出勤したら、部屋で神主さんがお祓い(?)してた

3.なるべく窓の外を見ないように言われる←「向かいのビルの人が気にするから」と言われたけど前の部屋も社食も同じ並びなのにそんなこと言われなかった

4.何かが窓の外を落ちていくのを何人かが見て「何?落とし物?」と確認しようとしたけど止められた

5.何人かが困ったような女性の声を聞いている(発言者は不明)

こんないい部屋があるならなぜはじめから開けなかったのか?
使ってない部屋を開けるだけで神主さんを呼ぶか?
なぜ窓の外を見てはいけないのか?
あの声の主は?
何も分からなかったけど気持ち悪かったです

 

47: 本当にあった怖い名無し 2018/06/02(土) 09:23:50.34 ID:9rDsjQxs0
>>41
永遠に飛び降り繰り返しえるんかな

 

44: 本当にあった怖い名無し 2018/06/02(土) 03:37:59.24 ID:XKl0II7i0
「妻になるしかないんだ…」でオチがわかる叙述トリックね
なんとなく読めてたけど

 

48: 本当にあった怖い名無し 2018/06/02(土) 15:08:45.18 ID:3iPyTesu0

オカルトでもなんでもないけど一生忘れられない出来事。怖くなくてすまそ

予備校で俺含め3人だけの東大京大(文系)クラスってのにいたんだけど
俺らのクラスだけ閉校ギリギリまで延長授業とかあっていろいろガチだったわけ
1人とは割と仲良かったんだけどあと1人は絵に描いたような無口眼鏡で全く話さなかった
で夏季集中授業中、眼鏡が当てられてもノーリアクションで俯いてたことがあった
分からないのかなみたいな感じで俺が当てられてまた眼鏡の番になったんだけどまたノーリアクション。本当に聞こえてない感じだった
さすがに講師が半ギレで「やる気あんのか!?」って詰め寄った途端

「いっしょに死にます?」

ってボソッと言った。俯いたまま
講師も俺らもしばらく心臓止まってたレベルで固まったわwww
講師も焦って「具合悪いの?」とか言ってたけどその後はそいつとばして2人だけ当てられた
昼休み校舎の外で講師と眼鏡で話してたんだけどその時は頷いてたり普通っぽかった

文字に起こすと全然怖くないな

 

49: 本当にあった怖い名無し 2018/06/02(土) 15:40:44.48 ID:sNGvX24O0

>>48
>文字に起こすと全然怖くないな

確信犯かよ

 

50: 本当にあった怖い名無し 2018/06/02(土) 15:47:16.16 ID:7sUnJ6fj0
最初から怖くないって書いてあるしな

 

77: N 2018/06/04(月) 00:27:22.34 ID:rLMoz5gK0
神社関連の話で、自分も一つ。長い割に怖くないかも。
20年ほど前、小学生だったころ父の仕事の関係で海外から日本の田舎に引っ越した。小学校が1学年1クラスしかないほどの人口の少ない町。
当時私は、日本語が全く喋れず(住んでいた国の公用語と英語で生活)、引っ越し先が方言や訛りの強い地域だったため、授業もほとんど理解できていなかった。
その学校では、毎日授業が終わった後に決まった詩?を暗唱することになっていて、詩自体は5分程で読める文章だけれど、古めかしい文章で、日本語での日常会話さえ満足にできなかった自分は中々覚えられなかった。
1学期の半ばころ、体調不良で1週間ほど学校を休んで久々に登校すると、今日は授業はなくクラス全員で外出するという。
クラスメイトのAちゃんに聞くと、英語でなんて言うかな、とちょっと迷って「うーん、ショーだよ。プリンセスの!」と言われたので、何かお芝居を見に行くのかと思っていた。
先生の引率で学校からクラス全員で移動し、ついた先は山の途中の小さな神社?だった。
大人の男性が3人とクラスの女の子のうち2人が巫女さんの袴まで白のバージョンのような衣装を着ていて、男性が色々と注意事項のようなことを言い(訛りでよくわからなかった)、ここで「ショーを観る側ではなくて演じる側なんだ」と気づいた。
大まかな流れは、神社のコ字型の廊下を巫女風の恰好の女の子達を先頭に二列になって2周回り、全員が回り終わったら正面に4列で整列して例の詩を全員で読み上げて終わり。

 

93: 本当にあった怖い名無し 2018/06/04(月) 18:55:22.20 ID:1KSi8NJB0
>>77
どこの村だろう
気になる

 

78: N 2018/06/04(月) 00:37:10.88 ID:rLMoz5gK0
説明しにくいのだけれど、コの字型の廊下を歩き行き止まりについたら先頭はUターンして反対側に進む感じなので、歩いている途中に先頭とすれ違う感じになる。
前の子に続き歩いていると、2周目であれっと思った。1周目にすれ違ったとき、先頭は確かに女の子2人だったのだけれど、
2周目には白っぽい着物の女の人が先頭、その後ろに水色と赤の着物をきた男の子が1人ずつ、
その後ろに巫女風衣装の女の子たち、その他の子供たちの順に、となっていた。
そして、丁度私とすれ違うタイミングで列がピタッと止まり、水色の着物の男の子が急に私に向かって、
「君みたいなきれいな子、初めて見た。ぼくのお嫁さんになってくれますか」といった。ディズニーの王子様みたいなセリフだなと思ったのと同時に、このショーに自分の役があったのか とびっくりして周りを見回したけど、
誰も微動だにせずまっすぐ前を向いたままだった。暫くして、「私が答えないと次のシーンに進めないんだ」と思い、「いいわ」と答えた。
(ディズニー日本語吹き替え版のセリフを真似した)
すると男の子はにっこり笑って、ポニーテールに纏めた私の髪に紫色の髪飾りをさしてくれた。挿し終わって男の子が再び前を向くと、また列は動き出した。
その後は説明された流れの通り、並びなおして例の詩を読上げてお昼前に解散した。(直前休んでいたのもあり、覚えてなかった自分はほぼ口パク)
家に帰ると母が髪飾りを見つけ、どうしたのかと聞いてきたのでショーで貰ったと説明した。母は髪飾りを見て、「古そうだから、くれたんじゃなくて学校の備品じゃない?明日返そうね」と言った。
ところが翌日高熱が出て、学校を休むことになった。その翌日も熱は下がらず、3日目の欠席連絡を母が学校にしたとき、髪飾りを返した方がよいかと尋ねた。
朝の時点では担任はよくわかってない感じだったらしいが、お昼過ぎに電話が来てすぐに学校に持ってくるように言われたらしい。
母が髪飾りを学校に持っていくと、神社の方がいて、それは鍵をかけた部屋の箱の中で保管されていたもので、
担任からの連絡を受けて確認したところ箱の中から消えていたので娘さんが盗ったのだろうと責められたそうだ。

 

79: N 2018/06/04(月) 00:45:49.87 ID:rLMoz5gK0
母は、娘はそんな子じゃないし、劇中で渡されたと言っている・そもそも施錠された部屋ならなぜ入れたのかと反論し、
Aちゃんも、ずっと私の隣にいたと証言してくれたらしいが、私が勝手に忍び込んで持って行ったのではないかと一方的に決めつけられた。
夜になっても熱は下がらず、食事どころか水以外受け付けなくなった。熱にうなされ怖い夢を見た。
赤い着物の女の人が、手をつかんで柄のついた剣山のようなもので私の左手をグサグサと刺していく。痛みは感じないのだけど、怒りの形相の女の人と刺された腕から流れ出る血が怖くて、叫び声をあげた。
逃げようとしたけれど捕まれて逃げられず、手首からひじの上のところにかけて刺されたところで目が覚めた。
翌朝部屋に来た母が、私の腕にできた大きな真っ赤なあざに悲鳴を上げ、すぐに県庁所在地の大きな病院に連れていかれた。
大きな病院で「赤あざが急にできることは幼児にはあるが、この年齢では珍しいのでサンプルをとらせてほしい」と言われたらしい。傷が残ると聞いて母が断り、その日は帰った。
その日の夜も、次の夜も同じ夢を見た。翌朝目が覚めるとあざがまた叩かれた部分まで広がっている、ということが続いた。
3日ほど経った夜、刺されてはいるのだけど痛みはないので恐怖を感じつつも少し冷静になり(慣れてきたのもある)、
女の人に「どうしてこんなことをするの?私も私の家族も困っている。人を傷つけるなら、あなたは捕まって刑務所に入ることになる」というようなことを言った。
昔住んでいた国の言葉で、もちろん日本語ではなかったのだけど、通じたのか女の人はこちらを睨むと手を放してどこかに行った。
次の日の朝、母が探した別の病院で点滴をしてもらい、あざ用のクリームをもらった。熱はまだ下がらず、食事も受け付けないので体力的にもかなり消耗していたが、自宅に戻った。この日の夜も夢を見た。
「あぁ、またあのおばさんがくるのか、嫌だな」と思っていると、神社で髪飾りをくれた男の子が現れた。
何か喋っているのは分かるけど、水の中で喋っているような声で全然わからない。
「聞こえない」と言うと、悲しそうな顔をして筆を取り出し、何か空中に文字を書くとふわっと消えてしまった。書いた文字がキラキラしていて、綺麗だったのを覚えている。

 

80: N 2018/06/04(月) 00:52:57.55 ID:rLMoz5gK0
翌朝、目が覚めるとまだ身体はだるいが熱は大分下がり、食事をとれるほどには回復していた。部屋で寝ていると、お粥をもってきた母が
「熱は下がったけどあざが治るまで、しばらく学校はお休みしようか」と言った。正直、授業はつまらなかったので、学校を休めるのを喜んだ。
結局、その後は1度も登校しないまま夏休みを迎え、夏休み明けには母の実家に引っ越し、東京の学校に通うことになった。
大人になってから理由を聞くと、当時の小学校は例の詩の朗読や奇妙な土着信仰に傾倒した教育内容が多く、
加えて一連の騒動時(私が体調を崩している間に、川があふれたり、神社の古い石灯篭が全壊したり、それを私のせいだと批判されたりがあったらしい)の地域の人の対応が異常で気味が悪くなったらしい。
前に住んでいた国で、カルト宗教に嵌った父親が娘の同級生を生贄にするという事件があって、同じようなことが起こることを恐れた両親がすぐ引っ越しを決めたらしい。
それ以降は変わったところは特にない。あざは貰ったクリームのおかげか、かなり小さくなりほとんど見えないレベルまで消えた。2か月ほどかかったけれど。
結局、あの髪飾りが何だったのか、女の人と男の子たちが誰なのか、あの行事や授業は何だったのか、色々な疑問は分からないまま。
夢とはいえ憤怒の表情の女の人に剣山で刺され続けたり、奇妙な真っ赤なあざが全身に日に日に広がっていたりが怖かった出来事でした。

 

81: 本当にあった怖い名無し 2018/06/04(月) 01:13:29.16 ID:QLflGPuF0
>>80
とても面白かった。

 

84: 本当にあった怖い名無し 2018/06/04(月) 09:35:50.37 ID:e0SxMAAJ0
>>80
不思議な話だね
嫉妬したのかな

 

85: 本当にあった怖い名無し 2018/06/04(月) 09:46:14.10 ID:SjdDbXoJ0
>>80
興味深いお話ありがとう

 

104: 本当にあった怖い名無し 2018/06/06(水) 03:19:42.94 ID:+PQNn74H0

幼少期の頃、夜の何時頃かはわからないが母親と二人で寝てたんだけど俺はなかなか寝付けないでいた。
ふと部屋のドアを見たらドアが開いていた。たぶん少し暑くて開けていたんだろうけど、そこから見える階段の電気がなぜかついていて、あれ?って思って見ていた
気が付いてからそんなに時間は経ってないと思う。 何か が階段から足音もなく上がってきた。
その 何か を例えるならよくある風神雷神の絵に描いてる人?(妖怪?神?)をガリガリに痩せさせて皮膚の色は紫、口には何か刃物をくわえていた。
俺は頭の中が?????でいっぱいになっていて、そいつは部屋に入って来た。
そして俺の手を弱々しく引っ張って階段へと連れて行こうとして、俺は状況がよくわからないままとりあえず抵抗したほうがいいのかな?と思った瞬間に反対側からすごい力で引っ張られた。
母だ。でも母は明らかに寝ている様子。なのに俺の腕をしっかり握っている。
しばらくその 何か と 母が俺の引っ張りあいをして 何か は諦めたかのように俺の腕を離し階段を降りていった。

あれは一体なんだったのか今でもわからない
もしあの時、連れて行かれたらどこに行っていたんだろう
本当の話です
まぁ幼児期だから夢の可能性も否定は出来ないけどあまりにはっきり覚えてるから現実なのかなとも思ってる

 

105: 本当にあった怖い名無し 2018/06/06(水) 03:48:34.84 ID:cJVA4fHn0
>>104
先に手を離した方が本物の母親なんやで

 

106: 本当にあった怖い名無し 2018/06/06(水) 12:37:05.68 ID:+nhrriQJ0
>>105
大岡越前かよw

 

139: 本当にあった怖い名無し 2018/06/08(金) 01:14:54.58 ID:e9uONcMn0
シャワー浴びるてるときに、背後に視線感じるときがあると思うんだけど、
実は後ろでも上でもなくて真下だったりするみたい。
下向いたまま目を開けたら、自分の足と足の間にもう一本誰かの足の甲。。。
でも足だけってことはやっぱり後ろなのかな。

 

141: 本当にあった怖い名無し 2018/06/08(金) 03:41:15.77 ID:fUL1SH8e0
オカルト話を読んでて思い出した唯一体験した怖かった話
埼玉にある有名な心霊スポット(戦没者祀ってる所)に友人と5人で行った際、心霊スポットの駐車場のような所についてさあ降りようかと準備しようとした瞬間に、バン!というガラスを全力で叩いたような音が運転席側のサイドガラスからなりガラスが開かなくなった
周りに何もないし止まってる車が何かにぶつかるわけもないし後ろに座ってた自分から見てもぶつかるようなものは見れなかった
とても怖くてそのまま逃げ出したけど車屋に持って行ったらパワーウィンドウの部品が壊れてたらしい
単純に車の故障だとも思うけどその辺りにいた霊が怒ったか警告のつもりで叩いてきたのかな

 

272: 本当にあった怖い名無し 2018/06/13(水) 21:50:47.13 ID:9iwH1Rpu0

二十代後半、人生ではじめて金縛りというものを体験した。
あとにも先にも、この一回しか経験ない。

うちの職場では夜勤中に、短時間の仮眠が認められているが、私は夜型人間で、夜にはあれこれ準備をしたり勉強をしたりするのが好きなため、基本的に仮眠をすることはなかった。
ある晩、次の日の準備も片付き、勉強も一区切りついたので、今日は寝ようかと思った。
時間は朝方の4時半頃だと思う。30分くらい仮眠できる予定だった。
先輩が先に寝ていたため、物音を立てないようにソファーベッドに横になった。以外とふわっと意識が飛んだように思う。
数分後、横になっていたはずの先輩が、私の傍らに立っていた。やっべ、うるさかったかな、怒られると思ったが、テーブルの対面のソファーで、先輩がイビキをかいているのが見えた。
あれ、じゃあこれ誰だ?と思い、横になったまま顔を見上げたら、体の輪郭こそ先輩に似てはいたが、顔は暗すぎて見えなかった。しかし、なぜか眉間にシワを寄せ、険しい目付きで私を見下ろしている目だけがはっきりこちらを捉えているのが見えた。
っええ!と思った瞬間、胸にぐーっと押し付けられるような重みを感じたが、良く聞くように手も足も動かせない。
ぅぅぅといううめきも声にならず苦しい。
人影を見上げると眼球を見開いて、ずっとこちらに視線を突き刺したまま無言。
胸にかかる圧力がどんどん強くなり、息ができない。ぎぎぎぎと音をあげるソファー。
苦しい、死ぬ死ぬ死ぬ死ぬと心のなかで命乞いをするのだが容赦はなく、体のほとんどがシートの中にめり込んだ辺りで気を失った。

次に気がついたときは、胸の辺りに痛みは感じ、べたべたする脂汗はあるものの、その不気味な人影は消えて体も動かせるようになっていた。
向こうのソファーでは、何事もなく先輩が大股を広げてイビキをかいていた。
横になってからちょうど30分がたっていた。
怖くて部屋を抜け出し、職場にもどって別の先輩とそのまま朝まで過ごした。

 

274: 本当にあった怖い名無し 2018/06/13(水) 22:24:47.89 ID:9iwH1Rpu0

これは私の体験ではなく、先輩が体験した話。

1999年12月31日。
機材がトラブルかもしれないと、いつもより多くの人が夜勤についた。
サーバールームや電気、空調等のいつもは人がいないようなあらゆるところに人が配置された。
年も越え、数時間ほど異常がないことを確認し、一斉に仮眠に入った。
そのとき、いつもは無人の機材室に入っていた先輩たちも、長椅子に横になって休み始めるところだった。
その時、部屋の外、階段の上の外に通じる大扉がぎぃぃぃと開いてバタン、ガチャンとロックがかかった。
そして金属製の階段をカンカンカンカンとこぎみ良く降りてくると、機材室の外にある金属製の下駄箱をガチャと開け、スリッパとおぼしきものをパタッパタンと落として靴をはきかえているようだった。
年の瀬ということもあるし、機材にも異常がなかったため、誰か差し入れでも持ってきたもかなと先輩たちは思ったらしい。
しかし、扉のすぐ手前まで来て、一向に入ってこない。
なんだよ気にさわると、若い後輩に誰が来たのか見ろ、と指示をしたところ、その後輩は、扉を開けて外をみたまま固まったらしい。
あんなにリアルに音がしていて、二人で聞いていたのにも関わらず、誰もいないとのことだった。
その後は二人とも寝ることができなくなり、私たちの機材室を始め、あちこちに署内の電話をかけては、無駄話をしながら朝まで過ごしたそうです。
ただ、今まさに起こったばかりのことを緊張しながら話され、私は一人サーバールームの機材と空調のノイズのなかで朝まで監視を続けなければならず、とんだ気持ちの悪い思いだった。

 

275: 本当にあった怖い名無し 2018/06/13(水) 23:29:25.75 ID:9iwH1Rpu0

最後です。
しかも、これも多分オカネタじゃない可能性が高いし、ここでこの話を書くと怒る人もいるが。

去年の夏。二人目の娘が生まれた。
生まれたばかりの子なので、嫁は朝も夜もなく世話をしており、時々私も夜のお世話をしていた。

ある晩、いつものいうに娘がおギャーと泣いた。時計は見ていないが体感的に夜1時ごろと思われる。
おっぱいを飲ませ、背中をとんとんしてゲップをさせ、おむつを替えて寝かしつけている様子だった。嫁もすぐ寝たように思う。
次は3時か4時ごろなので、嫁が起きなければ私が代わりにお世話をしなきゃあと思いつつ、そのまま眠りに落ちた。

次に意識が戻ってきたのも娘の泣き声だった。
嫁はまだ起きない。
それと同時に気づいたのは、大きな音と家全体が揺れるような振動だった。
キュラキュラキュラと、ゴゴゴゴゴゴと、ミシミシミシミシと、建物や家具がきしむ音が混ざった音だった。
まるで超巨大な重機が、工事をしているか、または巨大ななにかを運んでいるのかという感じだった。
ここは都会で、近くに工場も飛行場もあるので、何がいてもおかしくないが、それにしてもこんな夜中に、こんな振動と爆音を轟かせていったい何をしているんだ、娘が寝れなくなってしまうと怒りすら感じてきた。
やがて娘が本格的に泣き始めたが、嫁が起きて世話を始めたため、私はこのまま寝ていようと思った。
この重機の爆音と振動のなかでおっぱいを飲み、とんとんとんとげっぷをし、おむつを替えて嫁も横になったようだった。
数時間後には起きなければならないのでしっかり寝ておきたいのだが、騒音があまりに気になって目を開けてみた。
すると家の回りには気になるような照明はないのだが、窓の縁からカーテンの裏側を照らすように、オレンジ色の光が外全体を照らしているようで、カーテンが明るくなっていた。
もう夢との区別がつかなかったため、集中して眠りに落ちた。
翌朝、嫁に再度聞いてみたところ、音も振動も眩しい照明も、なにも無かったとのことだった。

多分夢だというのはわかっている。
でも、あまりにもリアルな体験だった。

 

279: 本当にあった怖い名無し 2018/06/14(木) 06:17:52.77 ID:yv46Nl440
>>275
結局ずっと寝てたと言う話

 

369: 本当にあった怖い名無し 2018/06/21(木) 04:48:49.42 ID:nM+mGXqx0

大学の頃、民俗学を研究していた友人から聞いた話を一つ

うちの地域の山には神様がいて、その神様には娘が沢山いるのだと言う
そしてその神様の娘を嫁に迎えるための儀式が、古くには存在していたのだとも
儀式の詳しい内容までは教えてくれなかったが、何でも夫婦の間に最初に女の子が生まれ、
その子が数えで5才までに亡くなると、その家は神様の娘を嫁に迎える権利を得るのだとか
そして儀式で一度嫁を仮死状態にし、一時的に空っぽになった体に神様が娘を降ろしてくれるらしい
(仮死状態にする為に、山で取れる植物から作れる薬を使用するとかなんとか)
いかにも土着の風習という感じのオカルトめいた内容の話だが
友人が言うにはこの儀式は大正時代にはまだ行われいたという記録が残っているらしい
それを聞いて、信仰ってのは怖いなと少し思った

 

370: 本当にあった怖い名無し 2018/06/21(木) 05:30:35.67 ID:MQZjWgF20
トリカブトかなんかかな

 

484: 本当にあった怖い名無し 2018/06/26(火) 13:24:04.40 ID:kD1bFsfs0

怖いかどうかわかりませんが
何年か前の話。

友人と心霊スポットを訪れて以来、
怪現象のようなものに悩まされていました
深夜、ベッドで眠っていると
部屋の中を誰かがずり…ずり…と
這いずり回ってるような音がしていた。

それがとにかく気味が悪くて仕方がなかったので
少しでも恐怖を取り除こうと、
某夢の国に行ったときにスマホに録画したパレードの動画を
流しながら眠ることにした。

何時間か経ったあと、いつものように誰かが
床を這いずっている音が聞こえて目が覚めた。
ループ設定にした動画がまだ流れていたので、
これのおかげで恐怖も少し和らぐな、と思っていると
部屋を這いずる音がピタッと止まった。

音の近さからして、どうやら
ベッドの枕元付近で止まったようだった。
それからゆっくり、人の気配が
俺の顔の近くまで寄って来るのがわかった。

うそだろ…そう怯えていると
その気配は近くまで寄りまたピタッと動きを止めたように感じた。

それからおそらく数分くらい経っただろうか。
気配を近く感じるものの何も起こらない。
恐怖もあったが次第に好奇心と眠りを妨げられた怒りが湧いた俺は
気配の正体を見てやろうと思った。

 

485: 本当にあった怖い名無し 2018/06/26(火) 13:24:30.01 ID:kD1bFsfs0

うっすらと片目を開け、気配を感じる枕元を見てみると、
人型のような黒いモヤがあった。人の横顔のようだった。

やばい!と思ったが、何かおかしい。
そういえば何で横顔なんだ。
仮に俺に危害を加えようとするなら、俺から見えるのは正面だろ…
そう思って黒いモヤの視線の先を見てみると、俺のスマホだった。
スマホから流れる某夢の国の動画を、じーーっと見つめている。

動画からは人々の歓声、楽しい音楽が流れている。
黒いモヤは音が気になるのか、それとも某夢の国が好きなのか
俺なんかには目もくれず、ずっと動画を見ていた。

その日以来、しばらく夢の国の動画を流しながら眠るのが
習慣になっていたが、あの日以来這いずり回る音はぴたりと止んだ。

実話なのでオチがなくて申し訳ないです。
ただあれ以来、夢の国に行ってパレードを見るたびに
アイツ(黒いモヤ)にも見せてやりたいな、と思うようになってしまいました。

 

486: 本当にあった怖い名無し 2018/06/26(火) 15:10:02.51 ID:B+bXnhkF0
>>485
気持ち悪い話だね

 

487: 本当にあった怖い名無し 2018/06/26(火) 15:13:19.66 ID:PPJLyr/b0
>>485
どこか切ない

 

転載元http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1527714066/